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2012年06月24日

税金対策が必要になる本当の理由は?

税金対策が必要になるというのは、デッドクロスと大きな関係があります。


デッドクロスの時期は、ローンで立てた賃貸物件なら必ず建築後10~15年後ころ訪れます。
これは、減価償却費の多くを占めていた設備部分の減価償却が建築後15年前後で終わってしまうのと大きく関係しています。

 また、この築10~15年ころという時期は、ちょうど建物自体の建築後初めての大規模なメンテナンスとなります。

10年以上も経てば、周辺には新しいアパートやマンションが建ち、その設備も最新仕様になっていくので、競争は激化していきます。

しかし、デッドクロスが起こってしまうと、必要なリフォームをしようにも、手元に残っているキャッシュよりも申告所得のほうが大きいため、思うように出来なくなってしまうと思います。

だからといって、リフォームを先延すれば、ますますアパートの競争力は衰え、次第に空き室が目立つようになってきます。
ですから、大規模なリフォームが必要になる時期に備えて修繕費の積立を計画的に行います。

そのために、税金対策をしながら、資金を蓄えておくことが重要です。「単に無駄な税金は払いたくない」という理由で節税を考えるのではなく、「入居者により良い暮らしを提供するための原資をつくる」ことが節税の目的になります。

法律の範囲内で賢く税金を節約し、入居者へ快適な住空間を提供し続けることが、賃貸経営がうまくいく秘訣だと思います。



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Posted by jyutakukanrisya-staff at 12:17│Comments(0)大家さん関連
 
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