2012年02月25日
沖縄の大家さんのための相続セミナー 2011
平成23年11月23日に那覇市安謝にある「TOTO展示場」において、住宅管理社主催の大家セミナーを開催致しました。
「管理会社との付き合い方」「大家さんからみた相続」について、講師 宮城裕 様(カセイ有限会社)による説明を約15名のオーナー様に熱心に聴いていただき、「オーナー目線の話が聞けて大変面白かった。」など好反響でした。簡単ですが講演内容をご紹介いたします。
(要旨)
相続
・相続について大切なことは、ご本人様の意思を家族にしっかり伝えて、書面にすること。民法では、兄弟に公平に相続することになっており、長男が相続するとはなっていない。そのため、ご本人が亡くなった後、認識の相違から兄弟間で争いが生じるケースが多い。
・特に沖縄は、県外と比べて遺言書を残すケースが少ないため、裁判で解決を図ることになり、親族間での消耗戦(時間・労力・費用)になる。
・書面で遺言書を残す場合は、日付が新しいものが有効になる等、事前に勉強する必要がある。
・専門家へ相談の際は、近親者ではなくご自身が相談に来ると上手くいく。
原状回復など
・お客様のニーズの多様化により、オーナー様や管理会社は変化に対応することが求められている。
・オーナーの心配事として、①家賃下落 ②空室問題 ③原状回復 がある。
・糸満市は、人口が微増となっているが、新築物件等の増加により横ばい、微減の流れである。
・国交省の原状回復ガイドラインでは、畳の自然劣化は家賃に含まれているとの解釈であるため、将来的に沖縄でも畳代等は、家主負担の流れである。
・全国のケースでは、晩婚化、ライフスタイルの変化等により一人住まいが増えている。1LDK~2LDKのニーズが強いが、3LDKは減少傾向にある。
・長期入居者に対して畳表替えなど家主がサービスしても長い目で見れば安いものである。
・入居者からのクレームに対しては、対応時の温度差(緊急度、重要度)を管理会社と共有することが長く入居していただく秘訣である。
・入居者の要望に対して、オーナーはその要望を少し上回る対応をすることが入居率を高める方法である。
・大家さんは、空室が出る前に勉強、相談し、常に満室経営を目指しましょう。
以 上
「管理会社との付き合い方」「大家さんからみた相続」について、講師 宮城裕 様(カセイ有限会社)による説明を約15名のオーナー様に熱心に聴いていただき、「オーナー目線の話が聞けて大変面白かった。」など好反響でした。簡単ですが講演内容をご紹介いたします。
(要旨)
相続
・相続について大切なことは、ご本人様の意思を家族にしっかり伝えて、書面にすること。民法では、兄弟に公平に相続することになっており、長男が相続するとはなっていない。そのため、ご本人が亡くなった後、認識の相違から兄弟間で争いが生じるケースが多い。
・特に沖縄は、県外と比べて遺言書を残すケースが少ないため、裁判で解決を図ることになり、親族間での消耗戦(時間・労力・費用)になる。
・書面で遺言書を残す場合は、日付が新しいものが有効になる等、事前に勉強する必要がある。
・専門家へ相談の際は、近親者ではなくご自身が相談に来ると上手くいく。
原状回復など
・お客様のニーズの多様化により、オーナー様や管理会社は変化に対応することが求められている。
・オーナーの心配事として、①家賃下落 ②空室問題 ③原状回復 がある。
・糸満市は、人口が微増となっているが、新築物件等の増加により横ばい、微減の流れである。
・国交省の原状回復ガイドラインでは、畳の自然劣化は家賃に含まれているとの解釈であるため、将来的に沖縄でも畳代等は、家主負担の流れである。
・全国のケースでは、晩婚化、ライフスタイルの変化等により一人住まいが増えている。1LDK~2LDKのニーズが強いが、3LDKは減少傾向にある。
・長期入居者に対して畳表替えなど家主がサービスしても長い目で見れば安いものである。
・入居者からのクレームに対しては、対応時の温度差(緊急度、重要度)を管理会社と共有することが長く入居していただく秘訣である。
・入居者の要望に対して、オーナーはその要望を少し上回る対応をすることが入居率を高める方法である。
・大家さんは、空室が出る前に勉強、相談し、常に満室経営を目指しましょう。
以 上
Posted by jyutakukanrisya-staff at 12:09│Comments(0)
│大家さん関連